会社に依存しない生き方を発信

死役所漫画ドラマ放送加護の会

死んだら何処行くか知ってる?死役所総合案内のシ村が成仏のお手伝いをしながら自らの家族の秘密を探ります。

死役所あらすじ

気が付くと、死んだ時の様子そのままの格好で門の前に立っている死者。笑顔を浮かべた背広姿の男が「こんにちは」と声をかけてきます。吊り下げた名札には「シ村」。シ村は死者の死因を知っていて、適切な課に案内してくれる。てきぱきと書類をさばき、書類に血をこぼしても笑顔で書類の書き方を教えてくれます。死者と対話し、気持ちをほぐして行くシ村。感情を押し殺し、完璧な笑顔で接客するシ村は何故死役所職員になったのか-。死を通して人生と人の心を深く探る物語。人情に興味ある人必見です。

著作 あずみきし

死役所登場人物

シ村(しむら)
生前の名前は市村正道。もとは九州出身の公務員です。成仏出来るのに死役所に留まりある事を探っています。

イシ間(いしま)
他殺課の職員。情に厚く気のいいおじさん。

三樹 ミチル(みきみちる)
急性アルコール中毒で死亡した元気なJD。

死役所ネタバレ

真っ暗な中に木の門が見える。

中には笑顔の男。総合案内のシ村です。

シ村はいじめを苦にして自死した鹿野太一を

自殺課」に案内します。

自殺課では女性職員ニシ川が認知症らしき老人に

成仏許可申請書

の書き方を指導中です。

ここは成仏のための手続きをする死役所。

成仏後の行き先は決められません

条例では、手続きの期間は死亡日より49日間

「期間内に手続きしない場合、死者は冥土の路を彷徨うものとする」。

太一にはシ村が対応。

机に血を垂らしても優しく、

お客様は皆仏様ですから

と笑顔で接します。

いじめの内容を書かされ激高しても笑顔を崩さず、慇懃無礼

態度で先を促すシ村。

太一はシ村から

遺書を書かなかったからいじめも表面化せず忘れられる

と言われ、ショックを受けます。

書類提出期限の日、太一を虐めていた少年が来ます。

太一の義父に轢き殺されたとのこと。

無関心に見えた父が自分を愛していたと知り、太一はもう一度

義父と話がしたいと思います。

探しに来たシ村に

義父に会うまで「冥土の道」を彷徨う

と言いますが、広いから会えるとは限らないと言われ成仏することに。

書類を書き終え、生き返ることはできないかと聞くと

現世への帰還は条例によってできないことになっています」

とシ村は条例集を探しに行こうとします。

生まれ変わりも天国へ行った人しかできない。

もしお義父さんが来たら

「もっと話したかった」

と伝えて、とシ村にたのむ太一。

「いいですよ お客様は仏様ですから」

シ村は「お気を付けて」と優しい笑顔で見送ります。(第1条「自殺ですね?」)

犯罪歴のある自分を雇ってくれた親方を助け事故死した女の子、

虐待死した幼女など、死役所にはさまざまな人々がやってきます。

「あーくそ

あの子の母親が職員にでもなったらどうするよー

俺殺しちゃうかも」

とぼやくのは虐待され亡くなった女の子に対応した他殺課の

イシ間。

「ん〜どうですかねえ 死刑にならないとここの職員には

なれませんからねえ」

とシ村。

虐待されても母を庇う子に、

「あれが愛ってのかね?」と言うイシ間にシ村はにべもなく

「いや ただの洗脳でしょう」と答えます。(第3〜4条「あしたのわたし」)

そこに子供を5人殺して死刑になった男が来ます。シ村が

死刑課で対応。

死刑になれば成仏できず、採用試験を受け死役所で働くことが

条例で決まっています。

受けなければ天国と地獄の間にある真っ暗な「冥土の道」で

彷徨うことに。男は採用試験の受験を拒みます。

死役所で働いていればそのうち成仏できるかもしれない事を

「教えてあげてないでしょ?」と聞くニシ川に

聞かれませんでしたので」と涼しい顔で無責任な返事をするシ村。

「ケガ12人 手足なくした奴も 俺すごいなー

よくやったなー」

シ村の口許から笑みが消えます。

「武勇伝のおつもりですか?」

厳しい顔でシ村は言い渡す。

屑が 永久に彷徨ってろ」

「永久に?」問い返す男が、闇に捕らえられ消えていく…。(第5条「働きたくない」)

急性アルコール中毒で死亡した三樹ミチルがシ村に興味を持ちます。

ミチルを生活事死故課で扱おうとした所、無理矢理酒を

飲まされたから殺人だと主張し殺人課での手続きでなければ

成仏しないと言います。(第15条「成仏しません」)

死役所をうろつき、死刑になった者だけが職員になれることを知ったミチルは

人殺し!

とシ村を罵ります。

何故シ村が死刑になったかを知りたいミチルは、死刑課の

ファイルを調べることに。

シ村のファイルを読み泣き出すミチル。

シ村は九州出身で既婚。

冤罪で刑死していました。

冤罪の場合、死刑でも成仏できるのにシ村は敢えて成仏していません。

「真実を確かめ…妻を…わたしの手で…」

そこには成仏しない理由も書かれていました。

ミチルは生活事故死課で成仏の手続きをします。

冤罪なんですね

ミチルはシ村にキスし、

「じゃあね!生まれ変わったらまた会おうね!」と言い

成仏。(第20条「シ村さんの過去」)

生前シ村が家族で入会していた「加護の会」の入会者が来ます。

娘の亡くなる一週間前、妻は会に行っきり帰っていません。

妻が今も特別な加護を受け生きているらしいことが分かります。(第30〜33条「加護の会」)

その間にイシ間に成仏の辞令が出て、シ村らに見送られ成仏。

シ村は冤罪で9年拘置所、19年刑務所に居たと金子行亮に

過去を話し始めます。

市役所に勤務していた市村正道は道でうずくまる老婆を助け、

家までおぶっていきます。

そこで絵を描いていたのが妻となる幸子

大伯母が事故死し、幸子からのプロポーズで2人は結婚します。

娘の美幸が生まれますが5歳になっても乳離れせず、

絵の具と土、花しか食べません

美幸が風邪をひいて病院へ行き、医師より

母親が美味しいものを愛情込めて食べさせてあげるよう

言われます。

幸子は懸命に料理しますが美幸は食べません。

ある日幸子が人の心を解放するという「加護の会」のチラシを

持ってきます。

美幸がよくなる可能性があるなら掛けて見たいと言う幸子の

言葉に市村たちは加護の会に入会します。

ある日幸子と美幸が加護の会へ行き戻りません。

市村が迎えに行くと、幸子には会わせられない、一週間すれば

戻ると加護の会代表蓮田徳山の息子英山に言われます。

市村は美幸を隣家に預け仕事へ行き、一週間後加護の会へ。

やはり幸子を取り戻せなかった市村は落ち込み、隣家に美幸を

迎えに行く途中で美幸が腹から血を出して倒れているのを見つけます。

司法解剖すると絵の具や土が出てきて、警察は市村が

美幸を虐待し殺したと断定

蹴られ、罵られ、夕飯に土を出される取り調べを受け、

精神に異常をきたした市村は笑みを浮かべながら

私が殺しました

と言ってしまう-。(第59〜63条「幸子」、第69〜70条「私が殺しました」)

警察に追い詰められ、嘘の自白をしてしまった市村。

妻は取り戻せるのか。何故死刑になったのか。

死者との対話とサスペンスが交錯する展開に目が離せない漫画です。

死役所感想

死亡者たちがいきいきと語り始めるのが気の毒でした。生きているうちに話したかっただろうと思います。シ村の素の顔がステキ。

まんがオススメまんが

→面白い漫画オススメ。元まんが喫茶店員の全リスト【執筆中】